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​院長挨拶

GREETING

 手を当てて一人ひとり

      寄り添う医療をー

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はじめまして。
しらかべ内科・消化器内科クリニック

院長の白壁和彦と申します。

​当院の理念は手当てという

言葉の本来の意味を大切にすることです。

「手を当てる」と書くこの言葉にはただ薬や検査で病気を治すだけではなく、実際に患者さんの身体に触れ、声に耳を傾け、心に寄り添う本来医療はあるべき姿勢が込められていると考えています。

 

IT化が進み医療の現場でもデジタル技術や効率化が重視される時代だからこそ私は直接患者さんと向き合い、手で触れ、目を見て診る――そんなアナログな診察の大切さを忘れたくありません。

 


これまで私は大学病院から基幹病院、地域医療の現場まで内科・消化器内科医として

幅広い経験を積んでまいりました。

 

筑波大学を卒業後、東部地域病院で初期臨床研修を行い、医師としての基礎を築きました。

その後は東京慈恵会医科大学の消化器・肝臓内科に入局し「病気を診ずして病人を診よ」の精神のもと専門的な診療・内視鏡検査・入院管理を通じて消化器疾患と真摯に向き合う日々を過ごしました。

 


さらに防衛医科大学校へ国内留学し、腸管免疫におけるリンパ球の働きをテーマに研究を行い、炎症性腸疾患の病態解明に取り組みました。

 

この研究を通して博士号を取得し、培った経験と得られた知見は今も日々の診療に

おいて大きな支えとなっています。

その後西埼玉中央病院に勤務し、

外来・病棟・内視鏡検査など幅広い診療を通じて地域に密着した医療の大切さを実感しました。
 

専門は潰瘍性大腸炎やクローン病などの炎症性腸疾患(IBD)です。

診断や治療が長期にわたるこれらの病気では、医学的な知識や技術だけでなく丁寧に話を聴き、患者さんの気持ちに寄り添うことが何より大切だと考えています。

 

また、私は内視鏡検査全般を得意としており、特に大腸内視鏡では正確な観察や

ポリープ切除など繊細な手技が求められる場面で力を発揮しています。

検査が苦手な方にも安心して受けていただけるよう、細やかな配慮と工夫を大切にしています。

 


勤務医として多くの経験を重ねていましたが、転勤を伴う勤務体制ではせっかく築いた信頼関係を継続できないことも多く、

もどかしさを感じることもありました。

次第に、もっと患者さんと長く関わりながら地域の健康を見守る医療を実践したい

という想いが強まり、このたび当クリニックを開院させていただきました。

当院では、そうした想いを原動力に、地域に根差した医療を提供してまいります。
 

「どんな症状でも、

​              まずは相談できるクリニック」

を目指して、風邪や腹痛などの日常的な

症状から生活習慣病、消化器疾患、健康診断後のご相談まで幅広く対応いたします。

必要に応じて専門医療機関へのご紹介も

行い、地域の医療の窓口としての役割も果たしていきたいと考えています。

 

また、医師と患者という立場にとらわれず同じ地域で暮らす人と人としてリラックスしてお話しいただける雰囲気づくりを心がけています。

 

「こんなことで相談していいのかな?」

 

と思うようなことも、どうぞ気兼ねなく

お話しいただけると嬉しいです。


 

余談ですが私の趣味の一つにレザークラフトがあります。

 

財布やペンケースなど、日常で使える小物を中心に製作しており、イメージを型紙に落とし込んで試行錯誤しながら一から形にしていく過程が醍醐味です。

 

そうして自分で作った革小物は、使い込むほどに色合いや風合いが変わっていき、

唯一無二の経年変化を見せてくれるところがとても愛おしく感じられます。

 

そして当クリニックも、スタッフや患者様と一緒に作り上げながらどのように成長していくのか――その“経年変化”を見守っていくのが今から楽しみでもあります。
 


これからこの地域で、皆さまの健康を長く支えていける存在でありたいと思っております。

 


どうぞ末永くよろしくお願いいたします。

しらかべ内科・消化器内科クリニック

院長 白壁和彦

​経歴

筑波大学医学専門学群医学類 卒業

東部地域病院 初期臨床研修医

東京慈恵会医科大学 消化器・肝臓内科

厚木市立病院 消化器内科

防衛医科大学校病院 消化器内科国内留学

​西埼玉中央病院 消化器内科

資格・所属学会

医学博士

日本内科学会 認定内科医・総合内科専門医

日本消化器病学会 消化器病専門医

日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医

​日本肝臓学会

日本炎症性腸疾患学会

日本リンパ学会

​日本微小循環学会

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